Cr20Ni35 耐熱 Hastelloy C276 UNS N0276 2.4819 ERNiCrMo-4 Mig ニッケル系溶接ワイヤ
 
性能材料:
 

 
 
製品紹介

ERNiCrMo-4 ニッケル系溶接ワイヤは、原子力産業で広く使用されている高性能溶接材料です。主に Hastelloy C276 およびその他のニッケルクロムモリブデン合金の溶接に使用され、鋼の表面溶接や、ニッケル合金と鋼またはステンレス鋼の溶接を含む異種金属の溶接にも使用できます。この溶接ワイヤは優れた耐食性を持ち、さまざまな腐食性媒体、特に孔食および隙間腐食に対する耐性において良好な性能を維持できます。析出金属の機械的特性も優れており、引張強さは約 730MPa、降伏強さは約 480MPa、破断伸びは約 32% です。原子力分野では、ERNiCrMo-4 溶接ワイヤは、材料の耐食性と耐放射線性に対する設備の非常に高い要件を満たすことができ、原子力設備の安全で安定した運転を保証します。

具体的な用途

原子力産業では、ERNiCrMo-4 ニッケル系溶接ワイヤは主に以下の分野で使用されています:

• 原子炉コンポーネント：加圧容器、原子力発電所の原子炉コンポーネントなどの溶接に使用され、高温、高圧、放射線環境での長期運転が必要です。ERNiCrMo-4 溶接ワイヤは優れた耐食性と高温強度を提供し、設備の安全な運転を保証します。
• 高温高圧設備：蒸気発生器や熱交換器などの高温高圧設備の溶接に適しており、極限条件下での設備の長期安定運転を保証します。
• 異種材料溶接：ステンレス鋼や低合金鋼などの異種材料とのニッケル系合金の溶接に使用され、溶接部の信頼性と耐食性を保証します。

 
利点と特徴

1. 優れた耐食性：ERNiCrMo-4 溶接ワイヤは、さまざまな腐食性媒体における孔食および隙間腐食に対して優れた耐性を示し、過酷な環境下でも長期間安定して動作できます。
2. 高温強度：高温環境下でも高い強度と機械的特性を維持できるため、高温合金や耐食性合金の溶接に最適です。
3. 良好な溶接性能：溶接プロセス中の溶融速度は適度であり、過剰なスラグや気孔欠陥がなく、溶接シームの品質を保証します。同時に、安定したアーク、美しい成形、溶融鉄の良好な流動性、優れた溶接プロセス性能を備えています。
4. 応力腐食割れ抵抗性：高モリブデン含有量のため、応力腐食割れ、孔食、隙間腐食に対する強い耐性があります。
5. 複数の溶接方法が適用可能：タングステン不活性ガス溶接 (GTAW) および金属不活性ガス溶接 (GMAW) に適しており、さまざまな溶接プロセスでの信頼性と一貫性を保証します。

紹介:
当社の製品には、鉄クロムアルミニウム、ニッケルクロムの 2 つのシリーズ製品が含まれています。さまざまなタイプと仕様の抵抗加熱ワイヤ、抵抗ストリップ製品は、工業炉、民生用電気製品、鉄道輸送ブレーキ抵抗器、中央接地抵抗器、自動車排気浄化ハニカムキャリアなどの分野で広く使用されています。

Q&A

Q: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤはどのような材料に適していますか?
A: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤは、主に Hastelloy C276 およびその他のニッケルクロムモリブデン合金の溶接に使用され、炭素鋼の表面溶接にも使用できます。
Q: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤの主な用途は何ですか?
A: 主に石油化学、航空宇宙、原子力、化学産業で、高温高圧設備、パイプライン、バルブの製造と修理に使用されます。
Q: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤの化学組成は何ですか?
A: 主な成分には、ニッケル（≥ 50%）、クロム（14.5-16.5%）、モリブデン（15.0-17.0%）、タングステン（3.0-4.5%）が含まれます。
Q: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤの機械的特性は何ですか?
A: 引張強さ ≥ 760 MPa、降伏強さ ≥ 420 MPa、伸び ≥ 27%。
Q: ERNiCrMo-4 溶接ワイヤを使用する際の注意点は何ですか?
A: 溶接前に、溶接面を清掃し、小ワイヤエネルギーと高純度アルゴンガスで保護し、適切に予熱および後熱処理を行い、溶接品質を確保する必要があります。